木のさじ 製作過程
木のさじづくり
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基本のスープスプーンを作ってみました。
珈琲メジャーの時と同じように、木にフリーハンドで線を引きます。あとで悩まないように一本の美しい線にします。
スプーンの部分を丸ノミで彫ります。繊維方向に対して垂直にノミを動かします。よく切れるように研いでおきますね。
電動糸鋸で輪郭を切り抜いていくと「おおおスプーンの形に!!!」
小刀でシュッシュッとスプーンらしい方にし仕上げていきます。
紙やすりでなめらかな曲線にするのもよし、刃物でできた面を活かすもよし。くるみ油で仕上げます。
講習会の風景から木のさじづくりの手順を説明します。
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まずは基本の大きさ、幅5cm(上)と3cm(下)でフリーハンドでスプーンの形を直接材に描きます。
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まずはすくう部分を丸ノミで彫ります。
板からめいいっぱいスプーンをとろうとするとこんな感じの下絵になります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=315x1024:format=jpg/path/s2eded571be519fbb/image/i371c8f06a0cfe0c1/version/1446208852/image.jpg)
紙やすりですくう部分をなめらかにしたら糸鋸で輪郭線を切り抜きます。
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厚み方向も線を引いて、さじを立てて糸鋸で切り抜きます。
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すくう部分の反対側も糸鋸で荒切するとかんな感じなります。
スプーンらしくなってきました。
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刃物であれやこれや上手に固定しながらスプーンのまるみを出していきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=315x1024:format=jpg/path/s2eded571be519fbb/image/i24fbff0ad27bb0d7/version/1446208852/image.jpg)
なめらかなまるみは紙やすりで削ります。
胡桃の木はしっかりしているのにやわらかくて加工しやすいのがいいです。
刃跡を残したバージョンやつるつるバージョンいろいろ作ってみたくなります。
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胡桃の木に胡桃の油を塗って出来上がり!
材料はまだまだ残っています。
家に持ち帰って使ってみると、次はこんなふうにしようと次の課題が自然に見つかる。
お店でみる木のさじも今までとは違いじまじと見てしまいます。
家で残りの木にスプーンを描き、
続きのカトラリー研究は貸し工房を利用してお楽しみください。
お配りする板から大小15本ぐらい作っている方もいらっしゃいます。