赤ちゃんの箱椅子 製作過程
保育園で子どもに関わっていた妻のお母さんが、「まもちゃん箱椅子つくって!」「あれはいいのよ!」と強力なススメがあったので講習会にしました。なぜかテノ森には小さな子どもが来ることが多いので、この箱椅子たちは大活躍です。
子どもと無垢の木の手触りのある生活、木のものを自分で作る生活をスタートさせたいと考えるお父さんお母さんにはなかなか良い教材です。
1日まるまる木工のいろいろを学べます。どんな感じか写真付きでレポートします。
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箱椅子をつくりましょう!
1日コース、内容盛り沢山です。
寸法にカットされた板をお渡しします。
穴加工する場所に印をけます。
次回自作する場合には、ホームセンターでここまで加工してもらうといいですね。
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ドリルがブレないようにポンチでトンッと凹ませます。
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ネジ穴を8mmと4mmを同時に加工できるドリルで一気に加工します。
ネジ穴は後で木の栓で蓋をします。
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直径50mmの座ぐりカッターで持ち手の穴を加工します。
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綺麗に穴があきました。
次はネジで正確に箱を組むために一工夫、両面テープで仮固定しネジで仮組みします。
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木工用ボンドだと滑って正確に組めません。
両面テープなら微調整しながらかっちりと仮固定できます。
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グラつきがないことを確認しながら、木ねじで固定すると、正確な下穴が加工できます。
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トリマーテーブルで面取り加工。
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トリマーを手持ちで面取り加工。
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木ねじの下穴が正確に決まっているので、木工用ボンドで接着面が滑ろうとしても正確に組めます。
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ボンドと木ねじで固定したら8ミリのメープルのダボを作って打ち込み、表面をフラットに加工します。
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面取りの仕上げ、紙やすりですべすべにします。
ラジアータパインや杉の問題は木口部分がトリマー加工で逆目が激しくでてしまうことです。
ここはやすりで頑張ります。
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オイルフィニッシュ。
無塗装でもいいです。
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拭き上げて完成!
ラジアータパインはやわらかく扱いやすい!
無垢材ながらサイズが規格で扱いやすくなっているので無駄なく木工を楽しめます。910×1820×18mmで近所のホームセンター(グッデイ)で求めやすい価格で販売されていました。
今回の技術を応用して、小さな子ども用の机や棚を作れます。
ぜひテノ森で木工工具の扱いを学んで、いろいろなモノづくりに取り組んでみてください!
サンプルがテノ森にあります。