2018年7月の木工講習会はこんな感じです。

7月のオススメ講習会

 

雑多に開催されているように感じられる、テノ森の講習会。

私視点で、テノ森の7月攻略法をお伝えしたいと思います。

 

テノ森の7月、器や弁当箱など、食事に使う木のモノづくりを学びましょう。

上の写真のテーブルに並ぶカトラリーの作り方を、テノ森で学ぶことができます。

上の段はクルミの木、下の段はブラックチェリーです。

どちらも加工がしやすく、木材はしっかりしていて、木目が美しい木材です。

家の食卓に、こんなふうに自分が作ったモノたちが、並ぶと私は幸せを感じます。

★木の器

★木のコップ

ほとんど電気を使わずに、昔ながらの丸ノミで、器を彫ることができるのは、木の器と木のコップの講習会です。

よく切れる刃物で木を切ると、表面がつるつるしていて、その木にとって理想的な仕上がりになります。

★弁当箱

★バターケース&バターナイフ

対照的に、トリマーという木を削る機械を駆使して、木の塊を彫り込む方法を学ぶことができるのは、弁当箱やバターケースの講習会です。機械加工で荒れた表面は、紙やすりを丁寧にかけて、少しゆがいてまた紙やすり…と3回ぐらい繰り返して、しっとりとした木肌の仕上がりを目指します。弁当箱づくりは、本来なら2日間かかる所を1日で完成させることになるので、終わるのは夕方6時頃になってしまいます。

その日にできない場合には、後日工房で続きの作業をして完成させても構いません、その時には日程調整致しましょう。

★木の箸と箸箱

実はしばらく開催中止を続けていた「木の箸と箸箱」とにかく準備と作り方の説明が難しかったんです。しかし、「木の箸を作りたい」という方のリクエストにお応えしようと、再度教材研究をしました。「この作り方なら、さらに素敵な時間になる!」そんなふうに思えたので、7月はお断りせずに開催します!ぜひ一緒に楽しみましょう。

★木のへら(ターナー)

★カトラリー(小さなものたち)

木のさじや、木のへら(ターナー)は、私たちの繊細な指先を延長させる道具たちです。いつの間にかこの手先には、人には説明できないこだわりがあって、使いやすさを研究する楽しさがあります。そして造形として美しい形とはなにか? そんなことと丁寧に向き合いながら、つくる人の「基本の形」を探せたら良いな。と考えています。自分にとっての軸足となる「基本の形」を見つけると、人まねで製作するのとは違い、次の展開がとても軽やかに、そして楽しくなります。

ぜひぜひ、木のカトラリーづくりにハマって欲しいと、大変おすすめしています。

 

いかがでしょうか?作ってみたいもの、作り方を学びたいものは見つかったでしょうか?この他にも、年間を通して開催している、ダイニングテーブルやちゃぶ台・学習机づくりをスタートすることもできます。こちらは事前にテノ森に来ていただいて、少し相談したほうが、いいものができるかもしれませんね。