小黒三郎デザイン 組み木絵+額づくり 製作過程
小黒三郎さん、今回もたくさんのデザインシートを使わせてくださりありがとうございます。20枚以上のデザインからお選びください。
まずは、紙の両面にスプレーのりをかけて、広い両面テープを作り、2枚の合板をくっつけます。
4mm+3mmで7mmの板になりました。
この板にいつものようにデザインシートを貼りつけて切り抜きます。
デザインシート3枚、板は組み木絵3枚分です。
額は小なら2個分、中・大は1個分です。
初めての人は15cm×15cmの小さいサイズだと時間内に終わります。
慣れている人は大きなサイズに挑戦してみてもいいですね。補習覚悟で…
サクサク切れてしまうので経験者なら、「いままでの組み木の大変さはなんだったんだ!?」と思ってしまうことでしょう。
白雪姫の7人の小人も踊っています。
そして、今回の隠しテーマ「木の額づくりです」
まづは糸鋸で斜めに切ります。
ベルトサンダーでガイドを使い45度を正確にヤスリます。
かちりと45度、同じ長さになりました。
厚めのアクリル板も、定規を固定すれば難なくカットできます。
額縁の面取りと、欠き込みは台に固定したトリマーで加工します。
木工用ボンドで接着、この後角に溝加工をして板をはめ込みますが、ボンドが乾いてからです。
組み木づくりに戻ります。
これは上級者向けですね、時間がかかりました。
ウッドカラーで着色します。薄い色を重ねると発色が綺麗になります。
一枚一枚、お好きな色合いで着色してください。色見本も用意します。
背景になる部分は、2枚の合板を貼り合わせます。
絵の部分は、薄い板を取り除き一段下げ、絵に立体感を作ります。
板を一枚一枚抜いていくと、こんなふうに立体感がでてきます。
写真は固いホワイトオークで額を作っています。講習会では加工が大変なので軟らかい胡桃の木で制作します。
着色が済んで乾いたら、絵の中に貼りつけていきます。
これは大きなカブです。
大きなカブといえば、私は絵本で見てきた佐藤忠良の絵のイメージが強いです。
さすが小黒三郎さん、きちんと世界観が描かれている。
サンプル製作とても楽しかったです。
おすすめいたします。