木を読んでダイニングテーブルをつくる 製作過程
ダイニングテーブルをつくる。
製材から仕上げまで8日間でダイニングテーブルを制作します。
今回制作するダイニングテーブルの第一条件は、組立式でしっかりしていること。引越しの時に大きさのあまりに運ぶことを諦めないようにしたい。
構造は極めてシンプルに、部材の寸法のバランスは受講される方がサンプルを見ながら決めていきます。
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全8回。
天板も構造材も34mm厚の材料から木取りします。
木材はきれいなものもそうでないものもあります。
講習会用に仕入れることの出来る木材の量には限りがありますので、中でも木目が美しく反りの少ない木材を天板に使用し、構造材はその残りの材から木取りします。
構造材は2枚を接ぎ合わせ、60mm厚の部材にします。
接ぎ合わせる時にボンドで滑らないように、ビスケットジョイントを用います。
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x1024:format=jpg/path/s2eded571be519fbb/image/ia5e81300fef6b97f/version/1446711493/image.jpg)
反り止めと足の接合は二枚ほぞにして強度を持たせます。加工の手順を次のようになります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=315x1024:format=jpg/path/s2eded571be519fbb/image/iccf23f21160e67d4/version/1446711493/image.jpg)
ホゾ穴を加工してからホゾを製作する手順となります。
ホゾ穴は角のみ盤という機械で加工します。
4面平ノミボックスのような形態のビットの中心に木工用ドリルが回転するような仕組みです。
機会の細かな設定さえ覚えれば、正確に真四角のホゾ穴をあけることができます。
(注)写真がなかったので、別の講習会の時(一枚ホゾです)
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大きなクランプでしっかりと圧着します。
上下それぞれのテンションが同じになるように力加減の調節をします。力いっぱい締め付ければいいというものではありません。
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目違いが殆どなくできました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=315x1024:format=jpg/path/s2eded571be519fbb/image/i85194f7cebc1d503/version/1446711496/image.jpg)
この後、面取り紙やすりがけをします、組み上げたらこんな感じです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x1024:format=jpg/path/s2eded571be519fbb/image/ib43fb026d9d78141/version/1446711496/image.jpg)
オイル塗装をしました。